平成29年度
栃木県・オープンデータ利活用推進事業
「栃木県/オープンデータ利活用推進事業」
代表者:佐藤栄治(地域デザイン科学部建築都市デザイン学科 准教授)
共同研究者:
近年、公共データの活用促進の必要性からオープンデータ整備が全国の自治体で進められている。栃木県でも「世界最先端IT国家創造宣言」(平成25年6月14日閣議決定)、「新たなオープンデータの展開に向けて」(平成27年6月30日IT総合戦略本部決定)などを踏まえ、平成26年8月25日に試行版として、オープンデータサイト「オープンデータ・ベリーとちぎ」を開設した。さらに、平成28年8月1日より本格運用に移行している。 オープンデータとして、公開されているデータ数は342(2018年1月末時点)で、カテゴリは、くらし環境(66)、福祉医療(41)、教育文化(39)、社会基盤(50)、産業しごと(22)、県政情報(46)、その他(78)の計7分類である。 本研究では、栃木県の公開するオープンデータの活用促進のため、オープンデータを用いた分析例やデータのまとめ方などについて、自治体職員を対象にした研修を行うとともに、未公開である所有データの把握、それらを利用することでどのようなことがわかるのか、どのように活かすべきかなどについてのワークショップを行った。