令和元年度
那珂川学を通じた高校と地域の連携に関する研究
「那珂川学を通じた高校と地域の連携に関する研究」 令和元年10月25日~令和3年3月31日
代表者:若園雄志郎(地域デザイン科学部コミュニティデザイン学科 准教授)
共同研究者:
栃木県立馬頭高校で実施している「那珂川学」は、普通科の総合的な探究の時間で実施している地域学習である。地域と連携した取り組みとして、栃木県内ではこの他に烏山高校の「烏山学」や日光明峰高校の「学校×地域連携プロジェクト」などが挙げられる。
「那珂川学」では那珂川町役場や商工会・町内の企業等と連携して、生徒が地域の実情を学び、生徒の目線での課題解決への提案を行うなどの取り組みが行われているが、学校の魅力化や教員の関わり方等についてはさらに調査研究が必要であるといえる。高校と地域との連携としては島根県立隠岐島前高校や岐阜県立可児高校での事例が注目されているが、馬頭高校において一朝一夕には応用しづらいことから、神奈川県立岸根高校や岩手県立遠野高校などの事例と併せて可能となる連携のあり方についての検討を行った。